基金年金制度のしくみ

厚生年金とは?

民間の会社に勤める人を対象に、昭和19年にスタートした公的年金制度です。
その後、昭和36年に自営業者等を対象にした「国民年金」が創設され、昭和61年4月からは国民年金が運営する、全国民共通の基礎年金制度が導入されました。このことにより、厚生年金の加入者は同時に国民年金にも加入しています。(国民年金の第2号被保険者)

厚生年金基金とは?

昭和41年に導入された企業年金制度の一つで、企業が「厚生年金基金」という公法人を設立し、厚生年金の一部を国に代わって支給すると共に、企業独自の年金を上乗せして支給する制度です。
東洋紡では、昭和44年7月に「東洋紡績厚生年金基金」を設立しました。

企業年金基金とは?

確定給付企業年金法に基づく企業年金制度で、厚生年金の代行部分を持たない純粋な企業年金です。
東洋紡では、平成17年3月31日に「代行返上」の認可を受け、従来の厚生年金基金に代わって新たに「東洋紡績企業年金基金」としてスタートしました。東洋紡の企業年金基金は、退職金移行給付がメインであり、東洋紡の退職金の一部を保全・支給する機関です。
平成24年10月1日から「東洋紡企業年金基金」へ名称変更しました。

厚生年金と東洋紡の厚生年金基金・企業年金基金の関係

厚生年金と東洋紡の厚生年金基金・企業年金基金の関係図